「バイオレーゼ」は微生物を利用した“地球環境修復技術”です。
大阪生物環境科学研究所の40年来の経験に基づき、工場排水などに含まれる汚染物質を分解する微生物(オーダーメイド微生物)を研究開発し、導入する方法です。
汚染物質に対して極めて高い分解率を発揮するため、設備の小規模化や汚泥の大幅減容が可能です。
例えば汚水中の高たんぱくには、たんぱく質分解酵素プロテアーゼを持つ微生物を、高油分には油分分解酵素リパーゼを持つ微生物を効果的に配合。自然界の浄化をコンパクト化した浄化方法です。
≪メリット≫
■従来の活性汚泥法にくらべ、余剰汚泥発生量を約80%削減も可能です。
■既設の設備にバイオリアクターを増設しオーダーメイド微生物を導入するだけで設備改善が可能です。
■汚染物質に合わせた微生物を導入するので効果的且つ安価での管理が可能です。
■従来の生物処理法ではできなかった高塩分排水の処理が可能です。
■閉鎖系でなく、開放系設備でも導入可能です。
超微細トルネード気泡を発生させ、汚泥を撹拌します。さらに好気性菌を活性化させ、分解・浄化します。
従来の曝気排水処理システムと比べて、汚泥の減少と安定した効果を実現し、消費電力も大幅に削減できます。
≪メリット≫
■酸素溶解率が従来の2〜3倍。
■駆動部分がないため、メンテナンスフリー。
■エアリフト効果により、槽内底部の汚泥が減少。
■槽内全体の溶存酸素値をハイレベルで維持。
■圧力損失がなく、消費電力を大幅に削減。